昔の民族派右翼機関紙より その4 天皇陛下ご訪中を強要した宮沢首相

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平成4年10月1日号

握りつぶされた“極秘レポート”

シナリオ通りの展開

 

(前略)本紙はこれまでに再三にわたって、日中関係の現状からみて、いまは時期尚早であり、ご訪中は延期されるべきであると主張してきましたが、いよいよ実現されるとあっては、このうえは、ご無事に、平穏にご訪中の日程を終えられることを祈るのみです。

しかし、ここに至るまでの宮沢内閣の対応には、余りにも不透明な部分が多く、かつまた国益に適しているとは思えません。

(中略)

今後、宮沢政治を糾弾せざるを得なくなる事態が起きるかもしれません。

ズルく、したたかで

不透明な政治姿勢

 

このような時期になぜ天皇陛下のご訪中を決定したのか、宮沢首相の真意に疑問を抱かざるを得ないのです。

 

宮沢内閣の閣議決定を前にして、国民世論は陛下のご訪中は時期尚早であるから延期すべきであるとの論と、積極的に推進すべきとの論と二つに分かれました。

 

自民党内も両論に分かれて収拾がつかない状態でした。

 

そんな中で宮沢首相は終始自分自身は積極派でもなく、また反対派でもなく、問題の性質上慎重に対応しているだけ、とのポーズを取りながら、その実誰よりも積極的に推進したのでした。

 

しばしば開かれた自民党の総務会でも、議論がまとまらないまま、白熱状態になっても首相自身は意志を述べることなく、もちろん指導力を発揮する場面はありませんでした。

 

総務会で積極的に天皇のご訪中に賛成した議員たちは今日の日本と中国との関係がどんな状態に置かれているのか、日本の国民感情はどうなのか、日本における天皇の存在はどうであるべきか、といった配慮とは無関係に、とにもかくにも日本は中国と仲良くすることが正しいことなんだ、そのために天皇陛下が中国を訪問されることは良いことなんだ、との考えによるものでした。

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こうした考えは宮沢首相と全く同じで、賛成派の議員は宮沢首相から直接の指示は受けないまでも、暗黙のうちに首相の意向を了承し天皇ご訪中の推進をはかったものでした。

 

日本国民の中には漠然とハト派であることが善であり、タカ派は悪である、といった風潮があります。

 

そうした風潮に便乗して見せたのが天皇訪中賛成に回った議員たちだったのです。

 

ハト派を装うことは、自らを平和主義者として国民に誇示することにもなります。

 

ずるくてしたたかで、その上強引さを隠し持っている宮沢首相は、今度の天皇訪中決定については実に巧みに本領を発揮したということができます。

 

 

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